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ノモンハン事件現地慰霊の旅 モンゴル・ノモンハン紀行

平成22年度 第3回、モンゴル・ノモンハン紀行

  実に9年ぶり!平成22年8月21日~8月30日にかけてモンゴルを旅してきました。ノモンハン事件の戦場跡を再訪するまでに9年もかかってしまいましたが、その間の出来事や心の葛藤、踏ん切り・・・。そして、事件後71年が経過した慰霊団の現状なども含めて書いています。

  現地スンベル村は少し活気が感じられようになっていましたが、基本的に9年前と変わりませんでした。初めて訪れた時から10年が経過し、人は変わって行きますが、草原は変らず、そこにありました。

  また今回、東渡しの北部一帯を慰霊団としては初めて調査することが出来ました。特に744高地754高地(松山陣地)を確定できた意義は大きかったように思います。

  9年前と比較するとデジタル機器の性能が飛躍的に向上してますので、実に2500枚以上の写真と延べ2時間以上の映像を撮影することができました。その中から、今回の旅行記には、写真を多数挿入しています。容量の関係で小さいサイズではありますが、71年が経過した現地の状況、慰霊団の現状を感じ取って頂けると思います。

  なお、歴史的・地理的・民族的に見て、事実関係が確認出来ていないことに関しては、断定をせずに「・・と思う。」等の表現をするよう、心がけています。あくまで現時点で私が見てきた事、感じた事を紀行文として記している点をご理解下さい。